犬に飲ませる水は水道水でも大丈夫?
皆さんは普段、ペットにあげる水はどうしてますか?
水道水・ミネラルウォーターなどがありますがどちらをのませていますか?
生きてくうえで必要な水。
今回は愛犬に飲ませる水についてまとめてみます。
水と言っても種類があります。
私たちが一番身近な水と言えば、水道水とミネラルウォーターですよね。
まずは水について解説します。
1,水道水
水道水は生活に欠かせない水です。
蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水道水。
水道水は主に河川を水源とし、浄水場で塩素消毒された後、私たちの家庭に届きます。
1-1,日本の水道水は世界トップクラス!!
皆さん知っていましたか?
日本の水道水は世界からみてトップクラスの水なんです。
それほど安心、安全な水と言われています。
日本の水道水は安全を確保するため、厚生労働省により水質基準が定められています。
その数は51項目もあるんです。それらを全てクリアして家庭に届けられます。
1-2,腐りにくい水
水道水には塩素が含まれています。
塩素には強い殺菌力があるので、微生物を殺菌するために使われているのです。
人体への影響が心配ですが、水道水の残留塩素はごく僅かなので摂取しても悪影響はほとんどありません。
残留塩素のおかげで雑菌の繁殖を抑えられるので腐りにくいです。
しかし、塩素が抜けると繁殖しやすくなるので注意が必要ではあります。
汲み置きなどしていると2日ぐらいで塩素は抜けてしまいます。
2,ミネラルウォーター
ミネラルウォーターとはミネラルを含んでいる飲料水のことです。
水道水とは違い、お店で購入して飲む水ですね。
2-1,ミネラルウォーターの魅力は豊富な種類
お店に並んでる種類だけでも豊富ですよね。
お店で販売されている水には大きく分類すると4種類あります。
- ナチュラルウォーター
- ナチュラルミネラルウォーター
- ミネラルウォーター
- ボトルドウォーター
一番口にしているのはナチュラルウォーター、ナチュナルミネラルウォーター、ミネラルウォーターだと思います。
天然水はナチュラルウォーター、ナチュナルミネラルウォーターに分類されます。
2-2,好みの硬度を選べる
水には硬度があります。
カルシウムやマグネシウムの量によって硬度が違ってきます。
硬度が高いものを硬水。低いものを軟水と言います。
特徴としては硬水はしっかりとした飲みごたえがあり、軟水はカルシウムやマグネシウムの割合が少ないので口当たりが柔らかく飲みやすいのが特徴です。
好みによって飲み分けたり、料理によっても使い分けしたり出来ます。
3,ペットに飲ませるならどっちの水?
水道水とミネラルウォーターについてまとめて来ましたが、それじゃあどっちの水をペットに飲ませればよいのでしょうか?
毎日欠かせない水なので慎重になってしまいますよね。
3-1,水道水で大丈夫
水道水は塩素などで消毒されているので残留塩素の心配をしてしまいますよね。
しかし、残留塩素が体に悪影響を与える可能性は低いです。
それに残留塩素のおかげで雑菌が繁殖されにくく、置き水にも適しています。
上記にも記していますが、日本の水道水は安全基準がかなり厳しいので、家庭に届く時には水質基準をクリアした安全な水が届けられるからです。
しかし、マンションやビルなどでは、貯水槽に一旦水を溜めてから各家庭に給水されることがほとんどなので、貯水槽が汚れていたり、破損していたりして、水質基準が満たない場合もあるかもしれません。
日本の水道水は一部地域を除いては軟水なのでより安心して飲ませることが出来ます。
3-2,ミネラルウォーターは硬水より軟水
ミネラルウォーターをペットに与えるうえで気を付けたいのは水の硬度です。
犬や猫がかかりやすい病気の中に尿路結石があります。
カルシウムやマグネシウムの摂取量が多いと結石になりやすいと言われているのでなるべく、硬度が低い水を飲ませる方が良いと思います。
必ずしも結石になると言う訳ではないですが、少しのリスクでも避けてあげたいので硬度の高い硬水は避け、軟水を与えてあげた方が良いでしょう。
無菌状態で保存されているので、水道水に比べ雑菌の繁殖は早いのでこまめに水を変えてあげてくださいね。
特に夏場は注意しましょう。
3-3,水道水が気になる
カルキや残留塩素で水道水を与えるのに抵抗があるときは、煮沸させるのをオススメします。
沸騰したお湯を冷まして飲ませてあげるのも良いと思います。
残った水も容器に入れて冷蔵庫で保管しておけば安心です。
まとめ
ペットの飲み水についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
私は自宅で猫を二匹飼っています。
マンション住まいで貯水槽からの給水なので心配になりミネラルウォーターを最初から飲ませています。
ミネラルウォーターを飼い忘れたときは煮沸した水を飲ませるようにしています。
もちろん、軟水です。
毎日欠かさず飲ませる水なので、安心して飲んでもらいたいですよね。
生きていく中で必須な水は健康に欠かせない栄養源です。
だからこそ、今飲んでいる水の見直しをしてみてください。
水道水が腐りにくいからと言って1日1回しか水を替えないとか、つぎ足すのではなく、新鮮な水を数回取り換えてあげましょう。
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