犬がアーモンドを食べても大丈夫?
美容効果のあるアーモンド。
女性に人気のビューティーフードで、おつまみにも定番なアイテムです。
人間にとっては栄養素が高く体にいい食材ですが犬にとってアーモンドは食べても大丈夫な食材なのか?
今回はアーモンドについてまとめていきます。
1,犬がアーモンドを食べても大丈夫なのか?
結果から言うと…
アーモンドを食べても大丈夫!!
ですが…
食べ過ぎはNGです。
1-1,アーモンドの成分
アーモンドにはビタミンE、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、ミネラル、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、脂質、タンパク質、食物繊維など様々な栄養素が含まれています。
しかし、アーモンドは脂肪分が多い食材で、1粒当たり6kcalのエネルギーが含まれています。
ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富なので、食べすぎに注意すれば、体に良いおやつとして与えることもできる食品です。
1-2,アーモンドを食べさせるメリット
①アーモンドに含まれているビタミンEは抗酸化物質に作用する栄養素で、老化防止や皮膚の改善などに効果があります。
②オレイン酸が多く皮膚、毛の状態を保ってくれます。
オレイン酸はオリーブに多く含まれている脂肪酸です。
③栄養素が豊富なので食欲が無いときなどに少量与えてあげると栄養が補える。
1-3,アーモンドを食べさせるデメリット
①消化が悪いので与えすぎると嘔吐したり下痢になりやすいです。
②塩分が多い。お菓子やおつまみとして売っているアーモンドには塩が使われています。
人間に対しても多いので犬にとっては相当量の塩分となります。
③カロリーが高い。栄養素も豊富ですがカロリーが高いのであげ過ぎると肥満につながります。
2,アーモンドを与える時の注意点
- おつまみやお菓子としてかこうされているアーモンドは避ける
- 丸ごと与えるのではなく砕いてから与える
- カロリーが高いので与えすぎない
- 初めて与える時はアレルギーがでるかもしれないので少量を与える。
アーモンドを与える時は素焼きのアーモンドにしましょう。
そして消化に悪いので、そのまま食べさせてしまうと消化不良を起こしてしまい、嘔吐や下痢を引き起こしてしまいます。
砕いたものか、アーモンドパウダーなどを食べさせてあげてください。
おやつとしてアーモンドを与えるならば、カロリーに注意して少量を食べさせてあげましょう。
カロリーコントロールは必須です。
アレルギー成分も含まれているので、初めて与える時は少量から始めましょう。
与えた後は体調の変化に注意して嘔吐や下痢はないか?
皮膚に発疹は出ていないか?
異常が診られたらアーモンドを与えるのを即やめて病院に行きましょう。
3,ナッツ類の摂取は要注意
犬にはナッツ中毒があります。
アーモンドは摂取しても大丈夫ですが、その他のナッツには要注意です。
ナッツの中でもマカデミアナッツは絶対にダメです。
マカデミアナッツを食べてしまうと
嘔吐・下痢・発熱・けいれん・ふらつきなどの異常がみられます。
マカダミアナッツを食べてしまったらすぐに動物病院に受診しましょう。
ナッツ中毒は非常に怖い中毒なので要注意です。
4,アーモンドミルクは飲んでも大丈夫
アーモンドミルクはアーモンドを茹でてミキサーなどで潰したものなので与えても大丈夫です。
もちろん与えすぎはだめです。
まとめ
栄養たっぷりなアーモンドは量を守って与えれば健康に害はないですが、与えすぎると病気の原因にもなってしまう食材です。
与え方に注意して食べさせてあげましょう。
体調に異変があった場合は様子をみて病院に相談してください。
愛犬の健康を守るため、与えるものには細心の注意をはかって長生き出来るようにしてあげましょう。
健康管理は飼い主にしか出来ないので愛犬のため知識を持って接していきましょうね。
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