春のペットケア~健康を保持するために
寒い季節も終わっていよいよ暖かい春がやってきますね。
暖かくなってくると動物たちも活発になってきます。
春になると、動物病院に行かれる方も多いんじゃないでしょうか?
なぜなら、春からした方が良いペットケアがあるからです。
今回は春に行うペットケアについてまとめてみようと思います。
春のペットケア
- ノミ・ダニなどの外部寄生虫駆除
- 狂犬病予防接種
- フィラリア予防
- 健康診断
- 避妊・去勢手術
こんなにもする事があるんです。
大変ですが、健康を保持するためにも必要な予防です。
1,ノミ・ダニなどの外部寄生虫の駆除
気温が上がってくると生き物の活動が活発になって来ます。
ノミは気温が13度を超えてくると頻繁に繁殖を繰り返すようになり、マダニは爆発的に繁殖を繰り返します。
アレルギーを持っている子は一匹の寄生でも重度の皮膚炎になる可能性があるので、発生する前に確実に駆除することが大切です。
ノミ・ダニの予防方法と寄生した時の対策
ノミやダニの予防や寄生してしまったときは動物病院に行くのが一番です。
処方してもらった医薬品の駆除剤を使用するのが一番確実ですし、安心です。
市販でも背中の皮膚に垂らすスポットタイプの駆除剤が販売されていますが使用する際には禁忌事項をよく読んで使用してください。
2,狂犬病予防接種
犬を飼っているご家庭にはハガキが届くと思います。
狂犬病の予防接種は法律で定められている予防接種です。
予防接種に行く意味
もちろん、狂犬病予防の為に行くのですがそれだけではないのです。
病気の予防と同時にわんちゃんの登録を行うことでわんちゃんの住民票を作成する意味もあります。
登録をすることで、もしも迷子になって保護されても交付してもらった鑑札をつけておけば住所や飼い主が特定出来るので、安心です。
犬を飼っている人は毎年必ず受けるようにしましょう。
3,フィラリア予防
蚊が媒介する寄生虫の病気です。
蚊は気温が17度を超えると活発に吸血するようになるので暖かくなる前、もしくは暖かくなり始めたらフィラリアの予防を始めましょう。
フィラリアは犬だけ?
いいえ。違うんです。
犬だけだと思われて来たフィラリアなんですが、実は猫にも起こりえる病気だということが分かってきてるんです。
犬とは症状が違い急激に悪化してしまい急死に至ることが多かったので発見が遅れていました。
ここ最近では猫用のフィラリア予防薬も動物病院で入手することが出来るようになりました。
時期は犬も猫も同じなので、暖かくなって来たら予防してあげましょう。
4,健康診断
春になると年に一回の健康診断を動物病院は推奨しています。
それは、フィラリアの予防を始める時に採血検査をするので、そのときに色々と調べた方がストレスを軽減してあげることが出来るからです。
もしかしたら、病気が発見出来るかもしれません。
定期的行って長生きしてもらいましょう。
どんな検査をするの?
検査内容は病院によって異なると思います。
よく行われる検査はこのようなものが挙げられます。
- 体重
- 体温
- 触診
- 聴診
- 尿検査
- 検便
- 血液検査
5,避妊・去勢手術
猫の発情は日照時間と関係があると言われています。
昼間の時間が長くなってくると、メス猫は発情を促されそれに釣られてオス猫も発情してしまいます。
家猫の場合は照明なども関係するので一概に春に発情するとは限りません。
メス猫は大きな声で鳴いたり、オス猫はスプレーと呼ばれるオシッコをあちこちに吹きかけて歩くようになります。
室内飼いするなら、近所迷惑になる可能性もありますし、何よりペット自身のストレスを軽減させてあげるためにも避妊、去勢をしてあげるのが一番だと思います。
繁殖させる意思が無いのならば早めの手術をオススメします。
避妊・去勢をするとどうなるの?
問題行動を解決します。
それだけでなく、生殖器の病気を予防することにもなります。
年齢を重ねて行くごとに病気の発生率は高くなります。
少しでも、健康でストレスをかけさせないようにしてあげましょう。
まとめ
する事が多すぎて出費がかさむ時期ではあります。
記事の内容全てを実施したら結構な金額になってしまうとは思います。
しかし、年に一回。
一回で良いので病院に行ってあげましょう。
動物だって病院が好きなわけではありません。良い方に考えてみてください。
高額だと思いますが、行かずにいて病気の発見が遅れてしまったら、もっと高額になるかもしれません。
それに、命を落とす可能性だって否めないのです。
家族になったのならば、最期まで責任を持って育ててあげましょう。
大切な家族の一員である動物と共に共存していく為にも年に一回の健康診断は実施して欲しいです。
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