猫を保護した時に困ったら

段々と春の気温になってきましたね。
もう少しすると繁殖の時期になって来ます。
そうなるともしかしたら・・・見かけちゃうかもしれませんよね。
捨てられている子猫や親猫とはぐれてしまった子猫たちに・・
知らんぷりしようとしても気になってしまいますよね。
そのままにしていたら、餓死してしまうかもしれないし、カラスにやられてしまうかもしれません。
でも、拾ってもどうすればいいのか分からない。
適当にご飯を食べさせてみる。
牛乳を飲ませてみる。
でも、それって大丈夫?間違ってない?
不安ですよね。
でも今の時代ならインターネットで検索すると思います。
そんな時に誰かの目に留まって役に立てるようにまとめてみます。

もしもの時に知っておきたい事

野良猫、捨て猫、ケガをした猫、手を差し伸べてあげないと助からないであろうという猫に出会ったことはないですか?
かわいそうだけどどうすればいいのか分からないから助けることを戸惑う人は多いと思います。
出来ることならば多くの命を救ってあげたいですよね。
そんな時はどうすればいいのかを知っておくことが大切です。

~猫を保護したら~

体が冷たくなってない?

子猫は体温調節が出来ません。
まずは体を温めてあげます。タオルや毛布などをダンボールに敷いてその中に入れてあげましょう。
それでも寒いときはタオルの下にカイロを入れたり、ペットボトルにお湯を入れてタオルを巻いて子猫の側に置いてあげるのも良いと思います。
体が濡れていたら拭いてあげてくださいね。
猫の体は乾きにくいので濡れたままでいると体温が下がってしまいます。

ごはんはどうしよ・・・

何を食べさせたらいいんだろう・・・
とりあえず牛乳?
猫を飼っている人なら知っていると思うのですが、牛乳はお腹を壊す可能性があるので控えた方が良いです。
子猫用のミルクを用意しましょう。
あげるときは猫用の哺乳瓶が一番良いのですが、用意出来ないときはスポイトなどで代用出来ます。

ある程度大きくなっていればウェットタイプのフードやドライフードをふやかして食べさせてあげましょう。

トイレはどうする?

子猫はお母さんがお尻を舐めて刺激することで排泄を促します。
お母さんの代わりにティッシュなどを湿らせてお尻の周りを優しくトントンと刺激してください。
擦りすぎると傷がついてしまうので注意しましょう。

トイレは水分が染み出さないような入れ物に猫砂やペットシートなどを敷きます。

健康状態を見てみよう

外で生活していた猫ちゃんにはノミやダニがいると思っていた方がいいです。
ノミやダニは皮膚から吸血して小さい子猫は貧血を起こしてしまう可能性があります。
そして、目ヤニは酷くないか、鼻水は出ていないかを確認してください。
動物病院に連れて行くのが一番良いです。
でも、ハードルが高いですよね。
どれぐらい費用が掛かるのかも不安だし。

動物病院でかかる費用は、8,000~15,000円程度が目安です。
<捨て猫の検査・診察費相場>
・初診料1,000円~3,000円
・血液検査 8,000円
・便検査 500円~1,000円
・混合ワクチン接種 4,000円~8,000円
・ノミダニの駆除 2,000円

まとめ

猫を拾ったときは慌てずに保護してあげましょう。
分からない時は知識が無いままに行動するのやめましょう。
子猫は抵抗力が弱いのでしっかり様子を観察して、動物病院に連れて行くのが良いと思います。
そのまま保護して飼うのならワクチン接種も必須ですし遅かれ早かれ病院には行かないといけません。
楽しい猫との生活を送りましょう。