犬に生肉を与えても大丈夫?メリットとデメリットを徹底解説

みなさんは愛犬の食事に何を与えていますか?

ほとんどの方は、ドッグフードだと思います。

でも、一度は犬に生肉を与えると良いと聞いたことはありませんか?

そこで、この記事では、愛犬に生肉を与えるか迷っている方に対して、

  • 犬に生肉を与えてもいいのか?
  • 犬に生肉を与えるメリット
  • 犬に生肉を与えるデメリット

について紹介いたします。

1. 犬に生肉を与えても大丈夫か?

まずは、多くの方が抱える「犬に生肉を与えても大丈夫か?」という疑問に対してお答えします。

結論から申し上げると、まったく問題ありません!

なぜなら、犬の祖先はオオカミだからです。

犬は、もともとは、シカなどの野生動物の狩りをして過ごしていました。そのため、むしろ、犬にとっては生肉が最も自然で、最も吸収しやすい食べ物だといえます。

しかし今では、ペットとして人間と生活していくにつれて、犬の食事としてドッグフードが一般的になりました。そのため、多くの方にとって犬に生肉を与える行為に対してあまり好ましくないと思う方が増えてきたのだと思います。

ただし、オーストラリアの獣医師として有名なイアン・ビリングハースト氏も著書「Give Your Dog a Bone」で、BARF(Biologically Appropriate Raw Food)という考えを提唱しています。

このBARFとは、元来の適した食事(生食)を食べることで健康を取り戻すことができるという考え方です。

つまり、犬の場合だと、オオカミだった時代に食べていた生肉が健康に良いということになります。

2. 生肉を食べるメリット・デメリット

犬に生肉を与えることは、自然で健康に良いということはわかっていただけたと思います。

では、生肉を食べることはメリットばかりなのでしょうか?

ここでは、生肉を食べることで起こるメリット・デメリットについて説明していますので、ここを読んでから愛犬に生肉を与えるかどうかを決めていただければと思います。

では、早速見ていきます。

2-1.メリット

まずは、メリットについてです。

先ほどもお伝えしたように犬が生肉を食べることは、犬の健康にとって非常に良い効果があります。

ここでは、その中でも特に犬の健康に良いとされる理由を3つ厳選しました。

  • ビタミン豊富
  • 免疫力を高める
  • 口内環境が良くなる

一つずつ見ていきましょう。

2-1-1.動物性たんぱく質やビタミン豊富を摂取できる

生肉には、

  • 動物性たんぱく質
  • 酵素
  • ビタミン

などの栄養素がたっぷり含まれています。

特に、動物性たんぱく質は犬にとって最も必要な栄養素の一つです。生肉を食べることでドッグフードでは補えない栄養素を摂取することができます。

また、熱に弱いビタミン類も栄養価を失わずに摂取することができるのも生肉を食べることで得られる大きなメリットです。

2-1-2.免疫力を高める

生肉から摂取できるものの一つに酵素があります。

この「酵素」が免疫力を高めるためのカギとなると言われています。

なぜなら、免疫力の低下の原因のほとんどが腸ですが、酵素には腸を健康に保つ効果があるからです。

具体的には、次の3つの効果があります。

  1. 新陳代謝を上げる作用があるので、胃に負担をかけずに消化を助けることができる
  2.  生肉からは乳酸菌も摂取でき、この乳酸菌が腸に働きかけて腸内の善玉菌を増やすことで免疫力を高めることもできる
  3.  免疫力を下げる食品添加物が使われていない

つまり、健康のためには、生肉は必要不可欠なのです。

2-1-3.口内環境が良くなる

生肉を食べることは、歯垢・歯石予防に繋がると言われています。

なぜなら、生肉を食べることは、ドッグフードよりも良く噛んで食べるため、唾液がよく分泌されるからです。また、生肉を噛みちぎることで、歯垢を落としてくれるからです。

そのため、生肉を食べることで口内環境が良くなるのです。

さらに、アゴを強化することにも繋がりますので、良いこと尽くしなのです。

2-2.デメリット

続いては、デメリットについてです。

何事も良い面があれば、悪い面もあります。

犬に与えて後悔する前に次の3つのデメリットをおさえておきましょう。

  • 鮮度が大事
  • 栄養面に偏りがある
  • コストが高い

それでは、1つずつ見ていきましょう。

2-2-1.鮮度が大事

生肉の一番のデメリットは、鮮度ではないでしょうか?

生肉には、寄生虫や食中毒のリスクがあるので、なるべく早く食べないといけません。さらに、鮮度の良い生肉を与えると犬の毛並みにも良いとされていますよ。

  • 冷蔵保存の場合:3~4日
  • 冷凍保存の場合:解凍後すぐ

上記は目安の日数ですが、かなり鮮度に気を付けないと愛犬の体調を崩してしまいかねません。

ちなみに、冷凍保存の場合でも、賞味期限は約半年です。また、冷凍保存されている場合でも個分けにされておらず保存が面倒な場合があります。

生肉を選ぶ場合は、小分けされていてその都度、適量使えるものを選びましょう。

2-2-2.栄養面に偏りがある

生肉は、犬にとって理想的な食事であることには間違いありません。

しかし、生肉を食べるだけでは栄養面に偏り生じてしまいます。

そのため、生肉のみを与えるのではなく、生肉と一緒にドライフードも混ぜて栄養面が偏らないようにしてあげて下さい。

理想は、

ドッグフード:生肉=8:2

の割合になるようにし、栄養が偏らないようにしましょう。

2-2-3.コストが高い

小型犬か大型犬かにもよりますが、一般的に月にかかる食事代は、

  • 小型犬の場合:~5000円
  • 大型犬の場合:~10000円

くらいだと思います。

生肉の種類にもよりますが、1kgあたり約1500円だとしても、ドッグフードを買うよりもかなり割高になってしまいます。

そのため、頻繁に愛犬に生肉を与えるにはある程度の経済力がないと厳しい側面があります。

3. おすすめの生肉は?

生肉といっても、

  • 鶏肉
  • 豚肉
  • 牛肉
  • 馬肉

など、たくさんの種類がありますよね。

最後に、生肉の中でも特におすすめのものを紹介します。

それは、ずばり「馬肉」です。

馬は、他の動物に比べて体温が高く、菌が繁殖しづらいと言われています。

さらに、馬肉の食中毒である「ザルコシスティス・フェアリー」を軽減するために冷凍保存をする方法が取られています。そのため、通販で購入する時はほとんどすべてのお店が冷凍で販売され食中毒が起きにくい食材なのです。

なお、ザルコシスティス・フェアリーについて深く知りたい方は、農林水産省の「馬肉を介したザルコシスティス・フェアリーによる食中毒Q&A」のページをご確認ください。

さらに、馬肉は、

  • たんぱく質:豚肉や牛肉の2倍以上
  • カロリー:豚肉や牛肉の約半分

で、高タンパク質・低カロリーという非常に健康的な食材なのです。実際に、馬肉は人間も生で食べることができるので、愛犬にとっても安全性が高い食材と言えます。

ちなみに豚肉と牛肉を生で食べさせるのは非常に危険です。寄生虫や食中毒の危険性が非常に高いので、避けましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

生肉は犬の健康にとって非常に大切です。

今まで愛犬に生肉を与えたことがなかった方は、是非一度、少しずつでも良いので与えてみましょう。

きっと、喜んでくれますよ。