Peろっと図鑑ー愛されワンコのトイプードル
まるでぬいぐるみのような容姿のトイプードル。
毎日のように散歩している人を見かけます。
私の周りにもトイプードルを飼っている人はたくさんいますがカラーや体形も様々でバリエーションが豊富な犬種ですよね。
今回はトイプードルがどんな犬種なのかをまとめて行きたいと思います。
トイプードルの基礎知識
好きな犬種のランキング上位に入るトイプードル。
愛らしい見た目で見ているだけで癒されるトイプードル。
飼いたい人もたくさんいるのではないでしょうか?
そんなかわいいトイプードルの性格や短所、長所などの基礎知識を身に付けておきましょう。
トイプードルの性格
トイプードルは非常に賢く社交的な犬種です。
物覚えがよいことからしつけもしやすく、小さな子どもがいる家庭でも飼いやすい犬です。ただ、甘やかされ過ぎると、飼い主を自分よりも下に見るようになり、ワガママを通すようになることもあります。
繊細な面もあるため、いたずらに怒ってしまうと飼い主を怖がるようになってしまいます。ワガママをするときは一貫した態度で叱り、いい子にしているときは、思いっきり誉めてあげることが育て方のコツです。
トイプードルの特徴
見た目から分かるようにクルクルの被毛、そして抜け毛が少なく、臭いが少ないのが特徴です。
ふわふわの被毛はシングルコートなので抜け毛もほとんどありませんし、毛が多く抜け毛が少ないトイプードルは、さまざまなカットを実現できます。
定番の「テディベアカット」から、まんまる姿が可愛らしい「アフロカット」など、他の犬種にはできないトリミングのスタイルを楽しめます。
臭いが少ない。抜け毛が少ない。
この2点だけでもトイプードルの飼い易さがわかります。
トイプードルのカラー
色々なカラーバリエーションがあるプードル。
お好みのカラーで性格も多少違うと言われています。
トイプードルのカラーに関してですが、JKCの公認カラーだけでも11色あります。
- レッド
- ブラック
- ブルー
- ホワイト
- グレー
- ブラウン
- カフェオレ
- アプリコット
- クリーム
- シルバー
- シルバーベージュ
トイプードルの基本的な性格とは別に、「レッドは穏やかな性格」、「ブラウンはマイペース」、「シルバーはとっても甘えん坊」など、バリエーション豊富な毛色によってもそれぞれ性格が異なるという特徴もあります。
レッド・アプリコット:穏やか。陽気で元気。
シルバー:独立心が旺盛。協調性がある。
ブラック:落ち着きがあり服従心が強い。
ホワイト:従順で甘えん坊
ブラウン:穏やかでマイペース
トイプードルの体型
トイプードルの体型には大きく分けて3つの種類があります。
ドワーフタイプ:脚が短くて胴が長い、胴長短足タイプ体型
骨格がしっかりしているように見えるのも特徴の一つで、見た目も可愛く人気の体型です。
ハイオンタイプ:脚が長くて胴が短い、スレンダー体型
ドッグショーに参加しているトイプードルの多くはこのタイプで、「顔が小さい」「骨細」「小柄」という特徴があります。
見た目ですぐにわかるような華奢で綺麗な体型なので、見た目の美しさや可憐さを求める方と相性がいい体型と言えるでしょう。
スクエアタイプ:バランス体型
ドワーフとハイオンの中間の体型でバランスが取れている体型です。
横から見た時に胴の長さと足の長さがほぼ等しく、4本の足と胴を結んだ形が正方形に近いことからスクエアと呼ばれています。
平均体重と寿命
トイプードルの平均体重は3~4kgと言われています。
トイプードルは、成犬で体高25~28センチという規格があり、その規格での適正体重の目安は3キロ前後といわれています。
プードルは体のサイズで呼び方が変わり、体高が45センチ程度になると「スタンダードプードル」、28センチを超えるとトイプードルではなく「ミニチュアプードル」、体高が25センチ以下の場合は「タイニープードル」、23センチ以下で「ティーカッププードル」と呼ばれます。「成犬になってすごく体が大きくなって困った…」といったことを避けるためには、親の体の大きさを事前に確認しておくと安心ですね。
トイプードルの平均的な寿命は、基本的には14~17歳であり、これは人間の年齢で言うと、70歳ほどになります。最近ではドッグフードの成分の改善や医療技術の進歩などから、今後更に犬が長寿化する傾向にあります。しかし同時に、高齢による病気のリスクも増加するため問題になってきています。愛犬にはいつもでも健康で長生きしてもらいたいですね。
トイプードルに必要なケア
トイプードルは性格的にはとても飼いやすい犬ですが、こまめなお手入れが必要です。
全身がクルクルした巻き毛で覆われているので、出来る限り毎日、ブラッシングをしてあげる必要があります。
数日ブラッシングを怠ると毛玉がたくさんできてしまい、手に追えなくなります。毛の伸びが早いため、トリミングも毎月連れて行く必要があります。お手入れに手間とある程度のコストがかかることは事前に知っておいてくださいね。
トイプードルを飼育していくうえで最も気をつけたいケアが「涙やけ」です。
体に合わないフードを食べていたり、流涙症が原因で発症することもありますよ。
涙やけを放置していると被毛が変色してしまうので対策してあげることが大切です。
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